ライム系材料
プラスターの起源はとても古く、エジプトの壁画下地に使われている物が現存しています。日本でも昨今話題になっておりました、高松塚古墳の壁画も下地はプラスターです。エジプトからヨーロッパ・シルクロードを経て日本に伝わり、漆喰として発達しました。

炭酸カルシウム=石灰を焼成し水を加え粉砕するとプラスターができます。プラスターは、長期に渡り空気中のCO2=二酸化炭素を取り込み硬化します。機密性を保てれば、長期間保管することもできます。セメントは二酸化炭素により劣化しますが、プラスターや漆喰は二酸化炭素を100年以上、吸収しながら強度を増します。
    
生石灰に加水 撹拌 粉砕 砂と合わせる
西洋のトラディショナルタイプのプラスターの配合は、下塗りと中塗り:1:3(砂)の割合、仕上げは3:1(砂)で更にポゾランを加え仕上げます。ポゾラン(火山灰)を加えることで、作業性の向上とポゾラン反応による水硬性が、通常の二酸化炭素を吸収して硬化する反応に付加されます。
日本の漆喰は地域で多少異なりますが、海草を煮出した糊を加えます。
1800年代初頭に上棟された文化財の、修復工事で使われた漆喰の配合は以下のようなものでした。
砂漆喰中塗り 角又3kg・消石灰40kg・マニラスサ1kg・砂50kg・石灰10kg
漆喰上塗り下地 角又2.5kg・消石灰40kg・本スサ100kg・砂30kg
漆喰押さえ上塗り 角又2kg・消石灰30kg・かき灰14kg・本スサ2kg
土佐漆喰のように角又を入れずに発酵させた稲藁を入れ数年寝かす様な独特な漆喰もあります。
COARSE STUFF コーススタッフ
ハンドメイドで消化させたライムに添加用ポゾランを組み合わせたキットです。
歴史的建造物のレンガや石材の目地の改修に使います。又、トラディショナルタイプの下塗り材や中塗り材として使用できます。
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